2015年4月20日
今年は桜が例年より9日早く開花したので平均気温は暖かいんだと思いますが、この10日程天気の悪さと風が強く、そして寒い!というトリプルパンチで苗づくりも中々気を使います。写真は1回目に種蒔きしたハウスの現状で、2回目のハウスはまだ芽が見えません。田んぼの状態はぬかるみが多くて、晴れ間を見て田植えまで急ピッチで進めないと大変ですね。5月下旬まで休み無し・頑張りましょう!
2014年11月26日
今年は本当にキリタンポの注文が少ないです。家だけかと思いきや、有名なキリタンポセットを販売している旅館でも同じ状況とのこと。そして、ここにきて12月の師走選挙が決まり、更に厳しさを増すような状況が悲しいかな予想出来ます。
円安で株価が上がり、大企業をはじめとする輸出関連企業が上向きなのは理解できますが、地方の地方秋田県でも「緩やかな回復基調」だそうで、この判断いつもどうなんだろう?と感じます。
秋田県は農業県でしかもコメ生産が主力であるので(それが良いのか悪いのかは別として)、多くの農業関連者は厳しいに決まっていますし、秋田県におけるその影響は非常に大きなウエイトを占めるはずです。
それでも「緩やかな回復基調」であれば、もう少し宴会があってキリタンポセットも出て欲しいと願うばかりです。※今日は北羽新聞への広告と、夜はユーストリームでの番組に出て宣伝してきます!
2014年11月10日
久々のブログアップです。
今年は全国的な米価下落の影響で、当店のお米も大幅に安くなりました。是非いつも麺に消費している分の1割をお米にして、家計にやさしいご飯食を進めて頂きたいです。
さて、そんな中で行われた稲刈りでしたが、今年は周辺農家も昨年に比べて収穫量がアップ(大幅ではないにしろ)しました。農家にすれば価格減少分を収量で補える訳ですから、収入減少に一定の効果を得たのは間違いないのですが、当社のような売る業者は大変です。まず倉庫が溢れそうになり、米を積むパレットが不足し、最後はなんとかかんとか収まった。そんな感じでした。そして来年の新米まで売り切る事が出来るのか?これが大きな課題となります。今の所大まかには大丈夫かなと思っておりますが、今後も気が気でなりませんね。
今回の豊作、特に東北・北陸・北海道が良かったようですが、この地域が占める割合は非常に高い為、ここの収量が全国的な価格に大きく影響を及ぼします。今回豊作であったという事は、仮に消費が多少増えたとしても、来年の相場もやはり農家にとっては厳しい状況になるのは大方想像出来ます。ここ数年が農家にとって本当の変革期にならなければ、今まで何してたんだ!と言われても仕方ありません。新たな事業も計画しておりますが、お客様に新たな提案を出来る商品、そしてサービスを心掛けて誠実に対応していきたいと思います。
2014年6月13日
久々の投稿です。
昨日知人との会話の中で、苗づくりに失敗した人の話を聞きました。苗づくりに失敗すると、当然田植えに影響する訳で、それは一般的に収穫量の減少に繋がります。(植え付け株数を減らしても、例年通りの収穫量を確保する方もいましたが)
家の集落には専業農家の大先輩方が沢山いるので、なんとかなるという根拠のない安心感はありましたが、正直ここまで集落のつながりが無いのかとも思いました。情報交換も自分から聞かなければ話さず、周りでどんな作り方をしているのか(一般的な作業は別として)も分からない。稲作は水路や農道などからも共存関係の強い産業ですが、大事な点で繋がりを欠いているのではないかと正直感じます。
農業政策は別として、地域集落を荒らさずに保っていくのか。これから必要なのは農家同士の繋がりをベースにしていく事ではないかと思います。
2014年5月16日
先日より田植えが始まりました。
今日は午前中天気良かったのですが、昼近くに急に天候が悪化。なんと5月半ばにあられが降る凄い天気です。
写真は田植え後の田んぼにてタニシがいたので撮ってみました。田んぼには生き物が沢山いるので、それを見るのも楽しいですね。
2014年2月20日
日本穀物検定協会によるコメの食味ランキング!
秋田県では県南こまち特A、県北こまち・県央こまち・新たに加わったゆめおばこがA、県央ひとめぼれA´となりました。
当然「特A」になって欲しいものですが、県北と言っても平野部の能代と盆地の大館・鹿角や山間部が一緒の県北なのはどうか?という言い訳っぽい所はこの辺まで・・・。
秋田県もこまち以外の新品種を開発する!とか青森県も特A目指します!とか一般的な評価の対象イメージにするには非常に良い事業だと思いますが、一方で市場価格からみると直接農家の収入増につながるにはどうしたら良いのか?というのが見えてきます。
品種別の市場価格を見てみると、魚沼コシ・北海道ゆめぴりか・山形つや姫・森のくまさん・元気つくし等、最近話題の品種は最高級。次に新潟・富山・石川・福井などのコシヒカリ、その次に秋田県産あきたこまち等、以下その他のコシ、こまち、ひとめぼれ等となっていきます。
この「価格」に影響を与えているのは食味ラインキングや人気もさることながら、当たり前ですが生産量も大きく関係していきます。秋田県産あきたこまちは、違う見方をすれば「そこそこ人気があって、食味も量も定番としての安定感がある」そして「量が多い割には中々の価格水準」であるとも言えます。
秋田県が目指す新品種によって、最上級の新品種全体の2割・定番価格帯あきたこまち6~7割・低価格帯2割(多収品種)、こんな感じになれば生産者の収入としてのメリットは存分に発揮されるのではないかと思います。最上級品種も生産量が増えれば価格は低くなっていきます。つや姫は山形・宮城の他、なんと大分県で対象となっていました。ここの所よ~く見極めた新品種開発と経営戦略が県にも我々生産者にも求められるのではないでしょうか。
2014年2月18日
ご注文を頂いたお米の県外発送についてのお知らせです。
大雪の影響による地方発送に影響が出ておりますので、ご注文の際はご確認の上ご連絡頂ければと思います。
〇現在発送出来ない地域は次の通りです。
群馬県(沼田市・利根郡・吾妻郡・安中市・多野郡・甘楽郡)
埼玉県(秩父市全域・秩父郡全域)
山梨県全域、長野県全域
〇大幅にお届けが遅れる地域
群馬県、埼玉県(熊谷市・行田市・深谷市・本庄市・児玉郡・日高市・飯能市)、神奈川県西部、静岡県(御殿場市・駿東郡小山町)。
また、関東、甲信地方をまたぐ(北海道、東北)⇔(中部、関西、中国、四国、九州)間や、(関東⇔全国)間の輸送に関しても、高速道路通行止めなどの道路事情悪化に伴い、お届けが遅延しております。
宜しくお願い申し上げます。
2014年2月10日
太平洋側の大雪と対象に、久々に日中の気温がプラスで雪が降らないのであなどってました。
低温倉庫に向かう道には、屋根から落ちた雪が大人の腰くらいまであって、とてもコメを運べる状況ではありません。まずは除雪から・・・。
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